別府市表敬訪問
先日8月29日に別府市役所へ表敬訪問を行いました。

障がいのある人の防災(インクルーシブ防災)の取り組みは
日本財団の助成をいただいてスタートし、今では別府市の委託事業として歩みを進めています。
私たち福祉フォーラムでは、障がいのある人たちが自分らしく、また、楽しく安全に暮らせる街づくりのため
当事者とその家族を中心に活動をしてきました。
さまざまな人の協力をいただいて、共に生きる条例構想し制定させましたがその中に、防災についても触れることにしました。
安全に暮らせるように、平時から備えることが重要です。いざというときにできることや、考えておくことで日頃楽しく暮らせるのではないでしょうか。
障がいのある人は障がいを理由に災害に備えること、災害時に誰に頼るのか、避難行動そのものに大小様々なバリアが生じています。
だからこそ新しい防災の仕組みが必要になり、条例が絵に描いた餅にならないように力を入れています。
防災の取り組みを別府市と協力して進める中で、
障がいの問題だけでなく、独居や高齢を理由に災害時に支援が必要になる人たちの存在が改めてわかり取り組みの重要さが増しました。
一部の人たちだけが助かるための仕組みではなく、特に支援が必要な人たちの仕組みが結果的に全ての人にとって良い仕組みになるように
今後も継続してインクルーシブ防災=別府モデルを推し進めたい思いを副市長に聞いて頂きました。
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い中止になっていた、防災訓練についても
地域の方々と話し合いをしながら、少しずつ再開を目指します。